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相手に注意をし過ぎると、慣れてしまって無意味です – 馴化(じゅんか)
こんにちは!復縁屋の川原です。
今回は「馴れ」についてのお話をします。
人は何らかの刺激に対して反応を示しますが、同じような刺激が繰り返し与えられた場合には、その刺激に対し「馴れ」が発生することで反応が薄くなる現象が起きるのです。
これを心理学では「馴化」(じゅんか)といいます。
もう少し簡単に言うと、同じような刺激に対して鈍感になるので、珍しさや目新しさがなくなり、飽きてしまうのです。
男女間の言い争いにも良く見られる現象なのですが、相手の気に入らない部分を何度もしつこく注意していると、最初の何度かは気を付けたり意識してくれるのですが、この注意に対する刺激が「馴化」されると注意は右から左に流れていきます。
これは、離別の原因ともよくあるもので復縁したいと言うときは、とても重要です。
例えばお付き合いしている恋人に煙草を止めてもらいたい、又は減らしてもらいたい時に何度も「煙草やめなよ!」と注意していると、いつの間にか注意に慣れてしまい、終いには注意している相手に対し反発心が芽生えてしまいます。
このような男女の言い争いや喧嘩で多いのが「何でこんなに注意しているのに分かってくれないの?」という苛立ちです。
この時、相手はわかってくれないのではなく、注意に対し「馴化」しているので反応していないといえます。
子供に対して「宿題しなさい!」が意味をなさなくなるのも「馴化」が大きく関係しているのです。
つまり、相手に注意をし過ぎると馴れてしまい、注意自体が無意味になります。
では、恋人同士や夫婦間で注意しなければならない時、どんな事に気を付ければ「馴化」にならないのでしょうか。
実は言いたいことや伝えていることが同じでも、言い方一つで刺激自体も変わるのです。
先ほどの煙草の例でお話しすると「煙草やめなよ!」ではなく「煙草であなたの身体が悪くなったら私も凄く辛いんだよ」など、同じ注意なのですが意味合いが代わってくるので、相手の禁煙に対する受け止め方も変わります。
良かれと思って注意したことでも、相手が「馴化」してしまっては注意の役目を果たしていません。
本当に伝えたいことなのであれば、何度も繰り返し伝えるのではなく、言い方を少し変えるだけで伝わり方も変わるのです。
「馴化」は注意だけでなく恋人間のマンネリにも関係します。
喧嘩別れしてしまったカップルで復縁を希望されている場合に、マンネリ化の解消によって復縁が成功するケースは珍しくありません。
お付き合が始まった頃は刺激が溢れていますからお互いにテンションが高いままです。
しかし、同じようなデート、同じような会話ばかりを続けていると二人の中に「馴化」が発生します。
「馴化」が進むと一緒に居ることに飽きてしまい、ツマラナイと感じるので喧嘩になったり刺激を求めて浮気に走ったりするのです。
離別してしまった原因が「馴化」であるならば、その原因を解消するための刺激が必要になります。
様々なカップルが居ますので一概には言えませんが、マンネリ化が原因で別れてしまい復縁屋に相談し、カウンセリングや復縁工作などによって互いのマンネリ化した原因を読み解き、別の刺激を与えたことで復縁に成功した例は沢山あります。
恋人や夫婦にとって「馴化」は落ち着きや安らぎを得ることもできますが、時に離別の原因になるマンネリ化を生み出すこともあるのです。