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自粛期間中も浮気をやめてくれない夫・妻にどう対処すべきか

自粛期間中も浮気をやめてくれない夫・妻にどう対処すべきか

新型コロナウイルス流行への対策として「なるべく自宅で過ごす」ことが推奨され、商業施設も断続的に休業しています。
この環境下では人間関係が希薄化するのが自然だと考えられますが、依然として流行前の不倫関係を継続する人も少なくありません。中には「自粛ムードが始まってからマッチングアプリに熱中するようになってしまった」というご相談例もあり、多くの夫婦が危機に陥っています。
きっかけがあるのに不倫をやめてくれない夫や妻に対して、どう対処をすればいいのでしょうか。

 

無理やり会食を辞めさせてはいけない

今の時期に、パートナーに浮気相手との会食を控えるように言っても「浮気そのものをやめてほしい」という真意は伝わりにくいのが現実です。

もちろん「感染リスクのある行為を控えてほしい」という思いがあるのもまた事実でしょう。しかし浮気の当事者たちは後者の意だけ捉え、なかには「清潔さに対する強迫的観念にとらわれているのではないか」と反発するケースもあります。テレワークの開始、心療内科への通院歴等の関係のない事実を指摘されて大喧嘩に発展したケースもありました。

以上の点から、無理やり会食をやめさせて浮気相手と遮断しようとするのは、かえって復縁する上で望ましくないと言えます。

 

自信の喪失にいち早く気づく

自粛ムードの中で浮気相手になびいてしまう原因は「自信の喪失」にあることがほとんどです。

ひとつの原因は、かつてない景気の低迷にあります。実のところ、4月5月の緊急事態宣言下よりも現在のほうがはるかに情勢が悪く、何とか持ちこたえていた企業もボーナスカットや体制の見直しに迫られています。ほとんどの人は口にしないだけでステイタスや収入面で影響を受けており、浮気する人物となるとますますパートナーにそれを隠しがちです。

 

そうした現状での浮気相手は、都合よく距離をとって接してくれる人物です。身近にいるパートナーが現実的な話を持ち出するほど、現実逃避してプライドを維持しようと不倫にのめり込みます。

上記の点を踏まえ、これ以上浮気を深化させるきっかけを与えないように、自身の喪失とその原因について察知し行動に反映させることが大切です。

 

不倫継続の原因は「第三者の声」の不足

2020年4月以降に扱った弊社のケースでは「感染症流行以前に比べて不倫期間中の肉体関係が減った」というものがほとんどです。

なかには、数ヶ月以上肉体関係がないまま、オンラインや電話で進行しているものもありました。かといって精神的なつながりが強まっているわけではなく、工作中の会話で「離婚する気はない、単に一時的に配偶者以外の人と友達以上の関係を持ちたかっただけ」との告白を引き出すケースが大半です。

 

この状況が示すのは、家庭が閉鎖空間化していくなかで「第三者の声」が不足している事実ではないかと考えます。

以前から日本では「よそはよそ・うちはうち」という表現を使い回して、夫婦や世帯から第三者を締め出す習慣があります。しかし海外では、家庭以外の空間で持つ関係が夫婦の関係性の調整役になっていると、ごく自然に理解されています。そもそも閉鎖空間のなかでは、かつて行われた監獄実験のように「支配される人」と「支配を受ける人」に分かれてしまいがちです。これは、人間の行動原理上仕方のないことです。

 

夫婦のあいだで支配―被支配の関係が急速に生まれ、かつそれを諫める第三者もいない。

このような状況下で、反動として不倫への意欲が生じてしまうのです。

 

復縁工作はピンチをチャンスに変えられる

復縁工作とは、工作員の演技・演出を潤滑剤として「第三者の存在」を夫婦関係に組み入れるものです。

今までパートナーとして支えてくれたのは誰なのか、不倫関係に将来はあるのか、一番安心できるのはどこの空間なのか。こうした質問をそうと気づかせずに工作プロセスで投じます。

 

また、復縁工作で行う心理操作は「問いかけ」と「自省」の繰り返しで効果を上昇させます。前提条件として、第三者が傍にいる時間と家庭でのプライベートな時間をテンポよく繰り返せる環境が必須です。コロナ流行で否応なしに引きこもる機会の多い現在の期間は、こうした心理操作の効果上昇が期待できる絶好の機会です。

社会全体が陥ったピンチは、夫婦関係の危機にとってチャンスでもあるのです。

 

不倫をやめさせたいときは是非ご相談ください

では感染症対策を徹底しており、状況が終息しないことに対する不安や「復縁工作に対する罪悪感」もケアしています。

不毛な関係を終えてもらい、愛する人と明るい明日を迎えませんか。

不倫をやめてくれない夫・妻にお悩みの方は、是非ご相談ください。